ちょっと手遅れかもしれないけどまだイケるから大丈夫。

妄想7割、考察2割、現実1割を日常という名のミキサーにかけます。

懺悔と吐露とミーハーの思うところ。

お久しぶりです。さかいです。
最後の更新からなんとなく億劫で筆を取っていなかったのですが、今回自身の気持ちの整理と吐露、そして懺悔を兼ねて。

先に言っておきますが私は渋谷担です。
今も昔もすばるくんが大好きです。尊敬してます。常に瞬間最大風速です。
そんな私ですが、今回だけは自担グループ以外のことを書かせて下さい。

そのグループのファンの方はこの記事を読んで「所詮は他担のくせに出しゃばらないでよ!」と不快に思うかもしれません。当然のことと思います。
しかし筆を取らずにはいられなかったのです。すみません。


自分の中で、本当なら鍵をかけた場所で保管しておかなければいけなかったこと。
それでも吐き出したかったこと。

それは「田口くんがKAT-TUNを脱退することについて」です。

私事になってしまいますが、少しだけお付き合いください。


正直、私は今年の夏ごろからKAT-TUNに興味を持っていました。

モニタリングの中丸さん心霊ドッキリを見る機会があり、そこから少しずつ惹かれていきました。
気がつけば動画サイトで彼らの動画を見漁り、「いやいや私は関ジャニ∞が好きなのに何やってんだ…いやでもすごいパフォーマンスのクオリティ高くない?ていうかみんなかわいくない?」とLIVEDVDをポチりながら葛藤する日々。

中でも一番に惹かれたのは、いつでもニコニコして死ぬほどスタイルが良く、まるで王子様のような風貌なのに末っ子キャラでマイペースな、でも憎めない、実は周りのことをよく見ている。笑顔の下にたくさんの表情や武器を持っている彼でした。

少プレやタメ旅を見るにつれてその「好きかも」はどんどん膨らみ、徐々に「好き!」に変化していき、やがてTVなどで姿を見かけるたびに「ヒエエ…田口淳之介やばすぎでしょ…ええ…現代に生きる王子かよ…ロイヤルが過ぎる…」と椅子から転げ落ちるまでに至りました。やばい。マジ王子。
少し前に私の好きな映画「フォレスト・ガンプ」の舞台を主演していたということや、過去に膝を壊して苦悩しながらも復活したことなど、知れば知るほど好きに拍車がかかりました。

自担への罪悪感が無かったわけではありません。
それと同時に田口担さんへの罪悪感もありました。

どう転んでも渋谷担の、他グループ担の私が田口くんにキャーキャー言ってていいんだろうか。
eighterから見てもhyphenから見ても気持ちのいいものではないんじゃないだろうか。
田口担さんからしたら目障りじゃないだろうか。
誤解を招かないように言っておくと、両者とも皆さんとても良い人たちばかりだということは知っています。

それでもやはりジャニオタ三年目のぺーぺーは不安でした。う〜ん豆腐メンタル。


そして幾度となく葛藤し、苦しみながら三ヶ月ほど悩んだ末。

「どっちも好きだからどっちも好きでいいじゃん(思考放棄」

と悟りを開き、しかしなるべく表には出さないようにして日々を生き、11月に入った頃にはすばるくんと田口くん両方を応援することに心が慣れてきました。

私にとって関ジャニ∞は揺るぎない一番で、絶対的君主はすばるくんであるということは変わりはないけど、田口くん・KAT-TUNも応援したいんだからしょうがない!だってかっこいいんだもの!踊る君を見た日から光が差して晴れになったんだもの!LOVE MUSICたまらねえ。


……そうして迎えたベストアーティスト2015の放送日。

私が彼の脱退を知ったのはTwitterのTLで、事のあらましをカミングアウトしていた数少ない友人からの心配の言葉でした。

正直頭がついていかずに「えっ?なんで?」で脳みそいっぱい状態でした。
これからもっとキャーキャー言いたくて、もっとたくさんの自担との共演を夢見ていたくて、知らなかった一面をもっと知りたかったのに。どうして。
それでもhyphenさんや田口担さんの悲しみに比べれば私の悔しさや悲しみなんてものはあまりにも小さく未熟なものだとわかっていたので、その時は人目に触れるところでは何も言えませんでした。
リア垢で「頑張って」や「やめても応援してる」と言いつつ、胸の中はぐちゃぐちゃでした。


田口くんが「自分が思う理想のアイドル」でいることに限界を感じていたこと。
KAT-TUNを辞めるという選択をしてまで守りたかったもの。

メンバーと幾度となく話し合いを重ねても覆ることの無かったそれは、きっと常人には理解できないほどの決意と覚悟でできていたんだと思います。
きっとそれほど強固な覚悟があるからこそ、周りから何を言われても明確な理由を言わないのだと思いました。すごい精神力。私だったら無理だもの。

田口くんの人生は田口くんだけのものだということも重々承知しています。
いつかのブログで書いたように、アイドルにだって願った幸せを手に入れる権利があるはずなのです。


だからこれは私の我儘であり、薄っぺらな他グループ担当のぼやきに過ぎないのですが。

もうちょっとだけ、みんなの王子でいてほしかったなあ。
もうちょっとだけ、その豪快でキレッキレなダンスに心を奪われていたかったなあ。
もうちょっとだけ、ニコニコ笑顔をテレビの向こうで見ていたかったなあ。

そんな思いが今になってぼろぼろと零れ落ちてきて、TVでKAT-TUNを見かけるたびに「ああ、やっぱりこんなにかっこいいのに勿体無いなあ」と思ってしまうのです。
それでもそういう言葉を口にして良いのはやっぱり今までずっと彼らを見てきたhyphenさんや田口担の方だと思う、のですが……やっぱり我慢できなかったです。申し訳ないです。


だってドチャクソかっこいいしかわいいし美しいじゃん……超絶アイドルじゃん……私田口くんのこと密かにロイヤル様って呼んでたんだぜ……笑えよ……ウッ。

そんな私に今できることは、彼がファンに残してくれた数ヶ月を今まで通りキャーキャー言いながら過ごすことなんだと思います。
そうして彼が去っていく日に少しでも前向きな気持ちで、草葉の陰からこっそりエールを送ることができたらなあ……と。

他担がでしゃばって本当にすみません。ただただ吐き出したかったし懺悔したかったのです。重い女……。

クソ長い独白を海のように深く広い心で読んでいただいて本当にありがとうございました。
久しぶりの更新が何も身にならない鬱々とした文章ですみません……。


さて、今年は紅白にカウコンにCDTVに、ジャニオタ大忙しの年末ですね。
関ジャニ∞KAT-TUNも他Gも何一つ見逃さないように装備を整えるとしましょう。

読んで下さった方々に、何かいい事ありますように。


.